「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.5.28(水)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】定番料理をアレンジ
【料理人】髙橋拓児
【料理名】きんぴらごぼう
京料理界では、数十年先を見越して食材・調理法の見直し、食文化の継承に向けた取り組みが行われているそうです。
というワケで、新しい時代の和食レシピ、今回は定番料理のアレンジ回であります。
この回紹介されたレシピ
「肉じゃが」
・ベーシック
・アレンジ「ほうじ茶煮」
「きんぴらごぼう」
・ベーシック
・アレンジ「餡かけ風」
基本「きんぴらごぼう」
- 炒めてから煮ると、芯までだしが入り、深い味わいに。
- 仕上げに調味料を表面にまとわせる。
- まず調味料の味、かむとだしの味がしみ出てくるイメージ。
- ごはんにピッタリ。
ごぼう:100g
にんじん:40g
生しいたけ:3枚
だし:1/2カップ
@醤油:大さじ1
@みりん:大さじ1
@砂糖:小さじ1
白ごま:適量
七味とうがらし:適量
サラダ油:大さじ2/3
酒:大さじ2
① 下ごしらえ
・ ゴボウ(100g)はタワシでよく洗い、5cm長さに。3~5mm厚さの薄切りにして細切りし、水につけて5分おく。
・ ニンジン(40g)は5cm長さ、3~5mm厚さの薄切りからの細切り。
・ 椎茸は軸を除き、3~5mm厚さの薄切り。
② フライパンにサラダ油(大さじ2/3)、水けをきったゴボウ、ニンジン、椎茸を入れ、強めの中火で炒める。
※ 野菜の水分が抜けて、だしが芯まで入りやすく。
③ しんなりしたら酒(大さじ2)、だし(1/2カップ)を加えて煮る。
※ まず、酒とだしを含ませる。
④ 汁けがなくなってきたら@(醤油:大さじ1、みりん:大さじ1、砂糖:小さじ1)を加え、フライパンをあおりながら炒める。
※ 調味料を表面にからめて味を感じやすく。
⑤ 汁けがなくなってきたら白ゴマを加えてさらに炒める。
⑥ 香りが立ったら器に盛り、七味唐辛子をふる。
【1人分】120kcal 塩分1.4g
NEW「きんぴらごぼう」
- ごぼうだけを「きんぴらごぼう」味に。
- しいたけ、鶏ひき肉、にんじんは別に煮て、水溶き片栗粉でトロミをつけて「あん」に。
ごぼう:100g
にんじん:30g
生しいたけ:6枚
鶏ひき肉:80g
だし:1カップ
酢水
水:500mL
酢:大さじ1/2
@だし:1/2カップ
@酒:大さじ2
@醤油:大さじ1
@みりん:大さじ1
@砂糖:大さじ1/2
水溶き片栗粉
片栗粉:大さじ1
水:大さじ2
七味とうがらし:適量
サラダ油:大さじ2/3、大さじ1
酒:大さじ2
薄口醤油:小さじ1
① 下ごしらえ
・ ゴボウ(100g)はタワシでよく洗い、5mm厚さの斜め切り。
・ 鍋に酢水(水:500mL、酢:大さじ1/2)を沸かして柔らかくゆでる。水にさらして水けをしっかりきる。
※ 大きく切ったので酢水でアクを止めた後、酢を流す。
・ ニンジン(30g)は5cm長さ、5mm厚さの薄切りにして細切りに。
・ 椎茸は軸を除く。
・ ひき肉は塩(少々)をふって軽く混ぜ合わせる。
② フライパンにサラダ油(大さじ2/3)、ゴボウを入れて中火で炒める。
③ 香ばしい焼き色がついたら@(だし:1/2カップ、酒:大さじ2、醤油:大さじ1、みりん:大さじ1、砂糖:大さじ1/2)を加えて煮る。
④ 汁けがなくなったら火を強めて香ばしく仕上げ、取り出す。
⑤ フライパンを拭いてサラダ油(大さじ1)、椎茸を入れ、木べらで押しながら中火で両面焼いて端に寄せる。
⑥ ひき肉を加え、色が変わったら酒(大さじ2)を加え、混ぜながら汁けをとばす。
※ ひき肉はそぼろ状ではなく、不揃いな小さめの団子風?香ばしさを出して。
⑦ ニンジン、だし(1カップ)、薄口醤油(小さじ1)、塩(少々)を加えてひと煮立ち、アクを取る。
⑧ 混ぜ合わせた水溶き片栗粉(片栗粉:大さじ1、水:大さじ2)を加え、よく混ぜながら火を通し、まんべんなくトロミをつける。
※ あん仕立て。
⑨ ゴボウを加えて軽く混ぜ合わせる。
※ 炒め煮ゴボウを仕上げに加え、味にメリハリを出す。
⑩ 器に盛り、七味唐辛子をふる。
【1人分】270kcal 塩分2.6g
おすすめ記事
髙橋拓児さん情報
髙橋拓児(たかはし たくじ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1968年12月16日
- 出身地:京都府京都市
- 職業:料理人、1935年創業「木乃婦」三代目主人
- 経歴
- 立命館大学法学部卒業
- 大学卒業後、「東京吉兆」で5年間修業
- 京都大学大学院農学研究科修士課程修了
- 龍谷大学大学院農学研究科博士後期課程修了
- 料理スタイル
- 伝統的な日本料理
- 海外の料理や分子科学の理論技法を取り入れた革新的な料理スタイル
- その他
- 日本料理の海外への普及活動
- 国内での食育の推進活動
- シニアソムリエ、利き酒師の資格を保有
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!