「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
2007年に放送を開始しました。
お弁当生活開始!という方にぴったりの企画「朝つくるお弁当」です。
おかずはメインとサブ1~2品で、朝にパパっとつくれる簡単レシピ。お弁当ならではの調理のコツもマスターするらしい、へ~。
初回は、鶏そぼろといり卵、緑野菜を合わせた「そぼろ弁当」を学びます。彩りよく仕上げたいですねって、ほ~。
朝は詰めるだけ
低血圧でボ~ッとしてて揚げるなんて危ないんですわ(笑)
お弁当作りに便利な道具
- お弁当は少量の食材でつくるので、小さめのフライパンや鍋が便利。
- 卵焼き器も小さめ(1~2人分用なら15~18×10~13cmくらい)が◎
- 小さめのトングやしゃもじも詰めるときに重宝。
お弁当のポイント
傷ませない
- ごはんやおかずを熱いまま詰めると傷みやすい。
- ごはんは冷めると固まって詰めにくくなるので、温かいうちに弁当箱に詰めて冷ます。
- おかずは鍋やフライパンに入れたままおくと冷めにくいので、できたものから、ボウルやバットなどに移して冷ます。
- 詰めたあと、十分冷ましてから蓋をする。
冷めてもおいしい
- おかずは冷めると味がうすく感じられるので、少し濃いめの味つけに。
→濃い味ばかりでは塩分のとりすぎに。 - 下味をしっかりつけたり、風味のよい食材をプラスしたりすると、味にメリハリがつく。
詰める順
- 詰めるのは、ごはん→メイン→サブの順。
- 弁当箱に詰めるときは、
①ごはんを詰めて冷ます
②形のしっかりしたおかず
③柔らかいおかず
※肉や魚のメインおかずは、形のしっかりしたものが多いので先に入れ、形が自由になりやすい野菜のサブおかずを後にすると詰めやすい。
「そぼろ弁当」
- 鶏そぼろといり卵をごはんにのせるスタイル、詰めるのも簡単。
- ブロッコリーのごま和えの緑で彩りよく。
鶏そぼろ:適量
いり卵:適量
ブロッコリーのごまあえ:適量
ごはん:適量
① 鶏そぼろをつくる。
② いり卵をつくる。
③ ブロッコリーのごまあえをつくる。
④ 弁当箱にごはんを詰め、鶏そぼろ、いり卵をのせ、ブロッコリーのごまあえを詰める。
「鶏そぼろ」
- 片栗粉を加えて、しっとりそぼろに。
- タイミングよく火を止めて柔らかく仕上げる。
鶏ひき肉:80g
@砂糖:大さじ1
@醤油:大さじ1
@酒:大さじ1
@片栗粉:小さじ1
① 小さめのフライパンにひき肉(80g)、@(砂糖・醤油・酒:各大さじ1、片栗粉:小さじ1)を入れ、菜箸で混ぜる。
※ 火にかける前にひき肉に調味料を混ぜておくと、味が均等に。
② 調味料がなじんだら中火にかけ、菜箸で絶えず混ぜながら加熱。
③ ひき肉の色が変わり、ツヤが出てまとまってきたら火を止める。
※ 火を入れすぎない。
※ すぐに小さなボウルなどに移し、広げて冷ます。
【1人分】210kcal
「いり卵」
- 菜箸3本で手早く混ぜ、柔らかいうちに火を止める。
- 少し多めにつくると失敗なし。
- 残ったら朝食などに。
卵:2個
@牛乳:大さじ1
@砂糖:小さじ2
@塩:少々
① 小さめの鍋(直径約14cm)に卵(2個)を割り入れて溶きほぐし、@(牛乳:大さじ、砂糖:小さじ2、塩:少々)を加えてよく混ぜる。
② 弱めの中火にかけ、菜箸を3本持って、絶えず混ぜながらじっくり加熱。
③ 半分くらいが半熟になり、鍋の底が見えてきたら火を止め、余熱で火を通す。
※ すぐに小さなボウルなどに移し、広げて冷ます。
【1人分】180kcal
「ブロッコリーのごまあえ」
- ブロッコリーは小さめに切ると詰めやすい。
- すりごまには水けを出にくくする効果も。
ブロッコリー:50g
白すりごま:大さじ1
醤油:小さじ1
塩
① ブロッコリー(50g)は小房に分け、さらに縦2~4等分。
② 小さめの鍋に湯(2カップ)を沸かして塩(小さじ1/3)を入れ、ブロッコリーを中火で2分ゆでる。
③ ザルに上げて粗熱を取る。
④ ボウルにブロッコリーを入れ、醤油(小さじ1)で和えて下味をつけ、すりゴマ(大さじ1)を加えて和える。
【1人分】60kcal
朝つくるお弁当
「そぼろ弁当」
「唐揚げのり弁当」
「さけのチーズのっけ焼き弁当」
藤野嘉子さん情報
藤野嘉子さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1957年5月30日
- 出身地: 東京都
- 職業: 料理研究家
- 家族
- 夫はフレンチレストラン「カストール」のシェフ、藤野賢治さん
- 3人の子ども
- 経歴
- 学習院女子高等科卒業後、香川栄養専門学校製菓科に入学
- 在学中から「キューピー3分クッキング」でアシスタントを務め、料理研究家の助手としても活動
- 1985年に独立し、フリーランスの料理研究家として、雑誌やテレビ、料理講習会などで幅広く活動している
- 料理スタイル
- 和食を中心に、洋風や中華などの幅広いジャンルをカバー
- 家庭で簡単に作れるレシピを提案し、自然体で心温まる料理が特徴
- その他
- 夫とともに料理教室を開催し、多数の著書を出版
- シンプルで心豊かな生活を実践するため、小さな家に転居して暮らしている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。