【放送日時】2025.2.21
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ金曜20:00~20:45 再放送有
【番組名】あしたも晴れ!人生レシピ
【企画名】食べやすい肉おかず
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なんと体に欠かせないタンパク質は、高齢になっても18歳とほぼ同じ量を摂取することが推奨されているんだそうです。
吸収する力が弱くなったり、うまく筋肉に合成できなかったりするから…。また、必須アミノ酸を摂取するためにもお肉は必要なんですね。
というワケで
進行性の病気の母を17年にわたって在宅介護中で、介護食士の資格も取得した駒村多恵さん(あさイチでおなじみ)に、介護食の肉おかずを学びました。
介護食の注意
- 安全を考慮する
- 大きいものはのどに詰まりやすい
- 小さすぎるとせき込みやすい
- 食べてもらう前に試食して安全を確かめる
「水晶鶏」
- ねっとりしたものをまとうことで、ゆっくりのどに落ちる
→誤嚥を防げる
鶏ささみ:150g
水:500mL
塩:適量
片栗粉:適量
【下味用】
酒:大さじ1
酢:大さじ1
① 下ごしらえ
・ ささみ(150g)の筋を取る。
・ 下味(酒:大さじ1、酢:大さじ1)をつける。
・ 口の形(開けやすさ)に合わせて薄いそぎ切り、片栗粉(適量)をまぶす。
② 沸騰した湯にささみを入れて弱火で2分茹でる。
※ 材料に下味用と明記してありましたが作り方の手順には現れず。おそらくあの場面で使うと思われます。
「梅ディップ」
梅干し:大さじ1
薄口醤油:大さじ1
オリーブ油:大さじ1
はちみつ:大さじ1/2
酢:大さじ1/2
① 梅干しはタネを除き、ちぎれるまで丁寧に皮をつぶす(大さじ1)。
※ 皮がのどにひっかからないように。
② 調味料を加えて混ぜ合わせる。
「豚肉と野菜の酒粕みそ炒め」
- しゃぶしゃぶ肉を使うことで、火を通してもかたくなりにくく、薄い分噛みやすい
- トロミ食材としてエノキを使う
→買ってきたら細かくカットして冷凍保存 - 辛みが刺激になって嚥下反射が良くなる
豚しゃぶしゃぶ用:150g
玉ねぎ:1個
にんじん:1/3個
なす:1本
えのきだけ:1袋
赤とうがらし:1本
水:大さじ1
油:大さじ1
@みそ:大さじ2
@酒粕:40g
@醤油:小さじ1
【下味用】
酒:大さじ1
片栗粉:大さじ1
【下処理】
酢:大さじ1
① 下ごしらえ
・ 薄切り肉(150g)でも3cm間隔で筋切りし、小さくカット。
・ えのき(1袋)はできるだけ細かく刻む。
・ 玉ねぎ(1個)は薄切り。
・ ニンジン(1/3個)は薄いせん切り。
・ ナス(1本)は薄いいちょう切りにして、酢水に浸ける(と、画面と材料から推察)
② フライパンに油(大さじ1)を引き、種を除いた唐辛子(1本)をのせて加熱(画像はここまで。油に辛みを移したあと唐辛子は取り除いたように見えました)
③ (下味をつけたであろう)肉を炒め、色が変わったらいったん取り出す。
④ 玉ねぎ、ニンジン、水を切ったナスを加えて炒める。
⑤ 野菜がしんなりしたらエノキを加えてさらに炒め、肉を戻し入れて弱火。
⑥ @(味噌:大さじ2、酒粕:40g、醤油:小さじ1)を混ぜ合わせて加えて混ぜ、トロミをつける。
※ やわらかそうなところはお母様へ、かたそうなところは自分へ。
駒ちゃんおすすめトロミ食材
デンプン質の多い野菜はトロミが出やすい。
- かぼちゃ
- えのきだけ
- 里芋
- じゃがいも
- なめこ
- 味噌
- 酒粕
おろしレンコン、長芋、クリームコーンも◎
おしまいに
「家族全員が同じものを食べられたらいいな」
最後までお付き合いくださりありがとうございました!