「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.11.20(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】これならできるでSHOW
【料理人】三國清三
【料理名】豚肉のミニッツステーキ
「これならできるでSHOW」は、長年第一線で活躍してきたおやじシェフが登場し、シニア世代に向けて、料理を作る楽しさと美味しいレシピを教えてくださるシリーズです。
この回紹介されたレシピ
「キャベツと鶏ひき肉のスープ」
- 澄んだスープのコツは必見。
- 発酵調味料「塩麹」を使って丸みのある味わいに。
- 硬いものは押して切る、柔らかいものは引いて切る。
鶏ひき肉(むね):80g
きゃべつ:150g
卵:2個
おろししょうが:大さじ1
だし:2+1/4カップ
塩麹:16g(大さじ3/4)
粉チーズ:適量
① 下ごしらえ
・ キャベツ(150g)はせん切り。
※ カット済み野菜でも◎
・ 卵(2個)は卵白と卵黄に分け、卵白は溶く。
② 鍋にひき肉(80g)とショウガ(大さじ1)を入れ、よく混ぜ合わせる。だし(2+1/4カップ)を少しずつ加え、混ぜながらひき肉をほぐす。
※ ひき肉がだんご状にならないように、火にかける前に丁寧にほぐす。
③ 強めの中火にかけ、ひき肉が鍋底につかないようにやさしく混ぜる。煮立ったら混ぜるのをやめて中火、2~3分煮る。
④ 煮汁が透き通ったら、キャベツと塩麹(16g)を加え、弱めの中火で5分煮る。
※ 煮立ったら混ぜるのをやめてスープが澄むのを待つ、 見守る!
※ キャベツは好みの硬さに。
⑤ 強火にし、溶いた卵白を回し入れ、フワッと固まったら火を止める。
※ 卵白はすぐ固まる。火を止めて柔らかさキープ。
⑥ 器に盛って卵黄をのせ、粉チーズ(適量)をふる。
【1人分】170kcal 塩分1.8g
三國流「うまみだし」
昆布:20g
削り節:30g
水:1L
① 鍋に水(1L)と昆布(20g)を入れて弱めの中火、ゆっくり沸騰させる。
※「真ん中がグツグツいってはじめて沸騰」
② 沸いたら削り節(30g)を加え、火を止める。
③ 削り節が沈んだら、キッチンペーパーを敷いたザルで静かにこす。
※ 一番だしは、だしのおいしさがストレートに味わえる料理に(スープなど)
※ 一番だしをとったら、昆布と削り節にもう一度水を注いでクツクツ、二番だしをとる(日々の料理に使うだし)
※ 最後は昆布、削り節を醤油で煮てつくだ煮に。
三國清三さん情報
三國清三(みくに きよみ)さんは、日本とフランスの料理文化を融合させた革新的なシェフ。日本のフランス料理界をけん引してきた巨匠。
- 生年月日:1954年8月10日
- 出身地:北海道増毛町
- 職業:フランス料理店オーナーシェフ
- 家族:妻と娘
- 経歴
- 16歳で料理人を志し、札幌グランドホテルで修行
- 1973年にスイスの日本大使館料理長に就任
- その後、フランスの三ツ星レストランで修行を重ね、1985年に東京・四ツ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開業(2022年閉店)
- 数々の国際的な料理イベントに参加し、受賞歴も多数
- 料理スタイル:フランス料理をベースに、日本の食材や技術を取り入れた独自のスタイル
- その他:北海道食大使や美食学名誉博士の称号を持つ
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!