「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
2007年に放送を開始しました。
今回のテーマは「夏のスピードごはん」
みんな大好きそうめんアレンジ!
「つるっといける!麺」です。
「トマ玉のっけそうめん」
暑い夏、長い夏休みにおすすめのレシピ。
炒めたトマトと卵をのせるだけなのに、具材が麺に絡まって楽ウマだそうです。
麺を制する者が夏休みを制するんですぜ。
そうめん:3束(150g)
トマト:大1個(250g)
卵:3個
@醤油:大さじ1
@酒:大さじ1
@砂糖:小さじ1
ごま油:大さじ1
粗挽黒コショウ:少々
① そうめんを茹でる
・ 鍋にたっぷりの湯を沸かしそうめん(150g)を表示通り茹でる。
・ 茹で上がったらザルに上げて冷水に取り流水で洗う。
・ 水けをよく切ってボウルに入れる。
・ ゴマ油(大さじ1/2)を絡めて器に盛る。
② トマト(250g)はヘタを取って横半分、さらに4~6等分。
③ フライパンにゴマ油(大さじ1/2)を中火で熱しトマトを炒める。
④ 切り口がトロっとしてきたら@を加えて絡める。
⑤ ボウルに卵(3個)を溶きほぐし④に回し入れ大きく混ぜる。
⑥ 半熟状になったら火を止め、炒め汁ごとそうめんにのせる。
⑦ 黒コショウ(少々)をふる。
「キュウリとハムの冷製ごま和えそば」
具材は冷やし中華風ですが、ごま&わさびの風味が絶妙なレシピです。
そば:乾麺200g
きゅうり:1本(100g)
ハム:4枚
ストレートめんつゆ:大さじ4
黒すりごま:大さじ3
練りわさび:少々
塩:少々
① 下ごしらえ
・ キュウリ(100g)は塩(少々)をまぶして全体にすり込みサッと洗いながす。
※ しんなりしてめんつゆとなじみやすい。
・ 斜め切りして細切り。
・ ハム(4枚)は半分に切ってせん切り。
・ 大きめのボウルにめんつゆ(大さじ4)、すりゴマ(大さじ3)、練りワサビ(少々)を入れてよく混ぜ合わせる。
② 鍋にたっぷりの湯を沸かし乾麺(200g)を表示通り茹でる。
③ ゆで上がったそばをザルに上げて冷水に取る。
④ 流水で洗いながらヌメリを取る。
⑤ 再びザルに上げ水けをよく切る。
⑥ そばをボウルに加えて和える。
⑦ キュウリとハムを加えてザッと混ぜる。
関連レシピ
そうめんのプチ情報
そうめんについて簡単にまとめました。
- 概要
- そうめんは、小麦粉・食塩・水を練った生地を細くのばして乾燥させた極細麺
- 生産
- そうめん作りは、湿度が低くて晴れの日が続く時期が理想的
- 特に冬の寒く乾いた空気は、ゆっくりと麺を乾かすのに向いている
- 今は工場生産も増え、季節を問わず楽しめるようになっている
- 栄養のポイント(乾燥そうめん100gあたり)
- エネルギー:約350kcal
- 炭水化物:約70g(主なエネルギー源)
- たんぱく質:約10g(小麦由来の植物性たんぱく質)
- 脂質:約1g(とても少ない)
- ビタミンB群や鉄などを少し含む
※ゆでると水分を含むため、実際に食べる状態での数値は変わる。
- おいしく食べるコツ
- そうめんは炭水化物が中心なので、野菜や肉・魚、卵、豆腐などと組み合わせると栄養のバランスUP
- 冷やしてさっぱり、温かくしてほっこり
- アレンジの幅が広いのも魅力
- 歴史
- そうめんは中国から伝わった「索餅(さくべい)」がルーツとされる
- 奈良時代にはすでに食べられていたとも
- 現在のような細い乾麺になったのは室町時代ごろ
- 有名産地
- 兵庫県の「揖保乃糸(いぼのいと)」
- 奈良県の「三輪そうめん」
- 香川県の「小豆島そうめん」など
- 小ネタ
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!