「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025年9月15日(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】はじめての手仕事
【料理人】柳原尚之
【料理名】おはぎ
少ない手間で特別な道具も使わない人気シリーズ「はじめての手仕事」
今回は、ゆったりとした手仕事の時間を楽しむ「おはぎ」です。
尚さまの丁寧な解説でポイントをおさえ、手作りおはぎでお彼岸を。
「おはぎ」
注意
- 秋ごろから出回る「新豆」は短時間でゆで上がる
- それ以前に出回った小豆は、火が通るまでに時間がかかる
- 異なる時季に買った豆を一緒にゆでると、火通りにムラができ、失敗の原因に
- 古い豆が手元にある場合は、新豆と合わせない
材料
粒あん9個、ごま3個、きな粉3個分
- 粒あん(つくりやすい分量/約600g)
- 小豆:200g
- 砂糖:200g
- もち米:1カップ(200mL)
- 黒ごま:大さじ1
- きな粉:大さじ1
- 塩
- 砂糖
作り方
準備
- もち米(1カップ)は洗って、炊飯器の内釜に入れる。
- 水(240mL)に3時間~半日つける。
小豆の渋切り
- 小豆(200g)はサッと洗って水けをきって、鍋へ。
- 水(3カップ)を加えて強火、沸騰したら中火で15分ゆでる。
- ゆで汁が濃い小豆色になったら火から下ろし、ザルにあけて小豆をサッと洗う。
※茹でこぼして小豆の渋みを除く。
小豆をゆでる
- 鍋をサッと洗い、小豆を戻し入れる。
- 新たに水(3カップ)を加えて強火、沸騰したら中火に。
- アクを除きながら、40分ゆでる。
※ 力の入りにくい親指と小指でもつぶせるくらいに。
※ 豆が水面から出てきたら、その都度ヒタヒタに浸かるまで水を足す。
※ 古い豆はゆで時間が長くなる。
小豆を煮る
- 砂糖の半量(100g)を加えてなじませ、強火に。
- 砂糖が溶けてきたら、すくうように混ぜながら3分煮る。
焦がさない! - 砂糖が溶けてなじんだら残りの砂糖(100g)を加え、混ぜながら少し水けをとばす。
※強めの火加減で手早く煮ると砂糖のツヤが引き出される。
※あんがはねやすいので、長袖・長手袋マスト! - 弱めの中火で塩(小さじ1/4)を加え、混ぜながら水けをとばす。
- 鍋底にしゃもじで線を引き、ゆっくり閉じるようになったら火を止める。
小豆を冷ます
- 小豆をしゃもじで少しずつすくい、バットなどにのせる。
- 触っても熱くないくらいまで冷ます(粒あん)
※小分けにすると冷めやすい。
※粒あんの保存:冷凍用保存袋に入れ、3週間冷凍保存◎
おはぎをつくる
- 水につけたもち米を普通に炊飯(おこわ)
- 粗熱を取り俵形に握る。
・粒あん用:18gのおこわ9個
・ごま・きな粉用:30gのおこわ6個
※同じ大きさに仕上がるように。
粒あん
- 固く絞ったぬれ布巾を手に広げる。
- 粒あん(50g)を手のひらにのばす。
- 18gのおこわをのせて、布巾ごと指を丸めながら巻き、粒あんをのばしながら包む。
ごま
- 鍋を中火で温めて黒ゴマ(大さじ1)を入れ、1分いる。
- ゴマが少しはねたら火を止める。
- 布巾に取り出し、粒の大きさが半分になるように包丁で刻む。
- バットに移し、砂糖(大さじ1)、塩(少々)と混ぜ合わせる。
- おこわ3個にまぶす。
きなこ
- きなこ(大さじ1)、砂糖(大さじ1)、塩(小さじ1/3)と混ぜ合わせる。
- おこわ3個にまぶす。
柳原尚之さん情報
- 生年月日:1979年
- 出身地:東京都港区
- 職業:江戸懐石近茶流宗家、料理研究家
- 家族:祖父は柳原敏雄さん、父は柳原一成さん
- 経歴
- 東京農業大学農学部醸造学科卒業後、マルキン忠勇に研究員として勤務
- オランダ帆船「スワンファンマッカム号」でキッチンを担当
- その後、柳原料理教室で日本料理および茶懐石の研究・指導にあたる
- 料理スタイル
- 江戸懐石近茶流
- その他
- 文化庁の文化交流使、農林水産省の日本食普及の親善大使としても活動
- 江戸時代の食文化の継承
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おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!