「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
今回は「酢」のトリセツです。
酢の健康パワーや不思議な力について掘り下げ、とんでもない調味料が披露された神回となりました。
「隠し酢」で味覚覚醒?
ビネガーマジック
酸味が舌を刺激し、味覚を敏感にすることで、食欲を増進させたり、料理全体の風味を引き立てたりします(個人差あり)
特に、ごく少量のお酢「隠し酢」が味覚を覚醒させるようです。
【実験】
・6%の塩水が入ったコップを2つ用意。
・一方に酢を数滴入れる。
・入れてない方と比較する。
「塩味が立った!」
POINTは数滴
「(お酢が)入ってるんだけど感じさせない使い方」
「料理の味を引き立てる力が強い」
確実に数滴入れるため(ドバっと出ないよう)お酢を「少しづつ出せる容器」に入れ替えることが推奨されました(笑)
- ガラス・プラスチック・陶器製の物へ
- 移し替えたものは冷蔵保存し1週間で使い切るのが◎
- 3~4滴から始めて調節、料理全体の量の0.5~1%が適量
- かけてよく混ぜるだけ
焼きそば、みそ汁、クリーム系カルボナーラ、炒め物、フルーツカクテル、そしてバニラアイス(!)に「隠す」のがおススメなんだとか。
なぜ覚醒?
進化の過程で、ちょっと酸っぱいを食べたときに他の味覚が敏感になった。熟す前の食べ物を、他の動物よりいち早くGETして生き残るために必要な能力だった?
酢の健康効果
酢には多くの健康効果があります。
ただし、過剰摂取には注意が必要、歯や胃腸に負担をかけることがあります。
- 血糖値の上昇抑制:酢を食事と一緒に摂取することで、血糖値の急激な上昇を抑えます
- 高血圧予防:酢酸が血圧を上げるホルモンの作用を抑制し、高血圧を防ぎます
- 疲労回復:クエン酸とアミノ酸が疲労回復を促進します
- 便秘改善:酢が腸の動きを促し、便通を改善します
- 体重・中性脂肪・コレステロールの管理
脂肪がつきにくくなる?
酢に含まれる酢酸は、脂肪の合成を抑え、脂肪の分解を促進する働きがあるため、体内で脂肪が蓄積しにくくなります。
さらに、酢は代謝を促進し、内臓脂肪や中性脂肪の減少を助ける効果も報告されています。
体質変化?
継続的に酢を摂ることで、体質改善に繋がり、太りにくい体づくりをサポートするとされています。
適した量
「あしたも晴れ!人生レシピ」より。
- 一日15~30mL(大さじ1~2)が適量。
- 90mL/日が限度。それ以上は胃に負担がかかる。
- 食事と一緒に摂取するのが効果的。摂取量が多い食事の時に酢も一緒に。
- 継続することが大事!リバウンドあり!
酢の種類と特徴
「あしたも晴れ!人生レシピ」より。
- 穀物酢:さっぱり
→唐揚げ、酢漬け - 米酢:まろやか
→酢飯、酢の物 - 黒酢:コク
→酢豚、あんかけ焼きそば - りんご酢:フルーティー
→サラダ、サワードリンク - ワインビネガー:フルーティー
→しめさば、カルパッチョ
※ 熱を加えると酢らしい香りは飛ぶが、酢酸の沸点は118℃なので成分は残っている。
「万能コクうま酢」
酒を発酵させてつくられるお酢には、うまみ成分(糖やアミノ酸など)が含まれているのですが、どうも酸っぱさの裏に隠れがち…。
そこでフランス料理の「酢を煮詰める」テクを参考に、コクとうま味が生かされるレシピが登場しました。
加熱することでうま味成分が凝縮!
「おいしい、お酢なのに甘い、スイーツみたい」
ノンアルをフラフトビールへ
ノンアルビールに「コクうま酢」を投入。
クラフトビールに変身!
「革命だぜ!」
「凄いんですけど!」
また、トーストにバターを塗って「コクうま酢」をかけても美味。
「ハチミツとはまたちょっと違う、いろんなコクが入ってる」
これなら簡単に試せますね。
「これ、やり出すよ、みんな」
「明日からの食事が変わっちゃう」
ゲストのココリコ田中さん、YOUさんが試食したもの
→棒棒鶏、ヤンニョムチキン、春雨サラダ
おまけレシピ
「酢バター」
「上品なバター!素敵なデザート」
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おしまいに
お酢好きなもんで、日頃から、隠すどころかバカみたいにぶっかけてしまっています。
逆に減らしてみようかしら?
そして「コクうま酢」、作ろうではないか!
ノンアルをクラフトビールにしたいだけの人(笑)
最後までお付き合いくださりありがとうございました!