「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
【放送日】2025.6.12(木)
【放送局】NHK
【本放送】木曜 19:30~20:15
【再放送】翌水 23:50-0:35
【番組名】あしたが変わるトリセツショー
【企画名】尿もれ
【MC】市村正親
今回は「尿もれ」のトリセツです。
高齢者だけでなく、20代以上の5割が経験アリなんだそう。
効果絶大!コレだけで改善!
ひっそり悩める経験者に捧げる神回であります。
尿もれ改善のカギ
尿もれと関係が深い骨は、まさかの「頭蓋骨」
→赤ちゃんの頭が大きくなったことで骨盤の穴が大きくなった
→尿もれは人類進化の負の遺産の一つ…
骨盤底筋のたるみ
- 尿もれの原因は、骨盤底筋という筋肉のたるみにある
- 骨盤底筋とは、骨盤の底にある筋肉
→ぼうこうや子宮などの臓器を支える役割の他、排せつの調節を行っている
→「人体のハンモック」
→男性にもある!
→出産や加齢などの影響でたるんでしまうことがある
→尿道を締め切れず、もれてしまうことが
骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋トレーニングは「女性の尿失禁治療の第一選択である」
- 鍛えれば良いと分かっているのに、なぜ尿もれはなくならない?
→骨盤底筋はインナーマッスルだから、目で確認できない
→鍛えてる実感がない!
→挫折してしまう人が続出 - 骨盤底筋を動かすイメージが大事
・タピオカを吸うように
・検尿するときに、途中で止めるように
・トイレを我慢する感じ
・お花を摘みあげるように
・エレベーターが閉まって3階まであがるように
・おならを我慢するように
骨盤底筋体操
大阪医科薬科大学・二宮早苗准教授
- すき間時間にこま切れで行っても◎
- 男女ともに効果がある方法
① かかとをつけ、つま先を90度に広げ、背筋を伸ばした姿勢で立つ
→ 1日計1分以上
・ 内ももの筋肉は骨盤底筋とつながっている
→ 内ももを寄せ、背筋を伸ばした姿勢を意識することで骨盤底筋に効きやすくなる
※ 反り腰になると、腰を痛めるので注意!
② つま先を広げたままお尻を中央に寄せて緩めてを繰り返す
→ 1日計30回(寄せて緩めてで1回として、1日最低30回)
・ おしりの筋肉も骨盤底筋とつながっている
・ 速さは自分のペースでOK
※ 強い痛みを感じる場合は中断!
③ ①②を6週間以上続ける
→ お尻にハリを感じられたら、骨盤底筋にも効いている証
※ 3か月以上続けても改善しない場合は、骨盤底筋以外が原因かも。泌尿器科または骨盤底筋専門の外来のある病院を受診!
男性のもれ改善
ちょびもれの原因
- 男性のあるある、ちょびもれ
→出し切ったと思ったのに、後からちょびっと出てきて、下着やズボンが濡れてしまう現象 - おしっこの通り道に原因が
→男性のおしっこの通り道はまっすぐではなく、S字!
→加齢により、おしっこの勢いが弱まると、S字カーブに尿が残り、それが後から出てきてしまう
→コレがちょびもれの正体
対策
- カーブの場所を押すだけ!
→押す場所は、陰嚢の後ろ側
→指で斜め上に押し上げることで、尿道のカーブにたまったおしっこを絞りだす(ミルキング)
→医療現場でも指導されている方法
→慣れないうちは、トイレの個室で座って練習!
※ ミルキングをしてもスッキリしない場合は、他の原因も考えられる。気になる場合は、泌尿器科を受診!
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!