「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.8.4(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】夏のシンプル和食
【料理人】荻野聡士
【料理名】鶏もも肉の梅みぞれあんかけ
食欲も体力も(気力も笑)落ちてしまうこの時季は、夏野菜とたんぱく質をうまく組み合わせた美味しい和食で元気になりましょ♪ってなコンセプト。
荻野聡士さんと吉田愛さんによる、旬の食材の美味しさを引き出したレシピを学びます。
初日は「マネしたいプロのひと技」
材料の切り方や薬味づかいをちょっと工夫するだけで、食感が引き立ち、一皿に奥行きが生まれるといいます。五感で味わう和食の魅力✨
夏のシンプル和食
マネしたいプロのひと技
荻野聡士さん
「鶏もも肉の梅みぞれあんかけ」
「豚バラ肉と夏野菜のごまみそ焼き」
「なすとオクラとトマトの焼きびたし」
ごはんがススムアイデア満載
吉田愛さん
「カリカリ豚とトマトの甘酢あえ」
「鶏となすの青じそいり煮」
「めかじきの梅みそ焼きとピーマンのグリル」
「鶏もも肉の梅みぞれあんかけ」
- パリッと焼いた鶏もも肉のウマミを、みぞれ餡がトロリと包む
- さっぱり風味で食欲もUP
- 夏野菜のみずみずしさと、肉のうまみ、合体♪
表面加工してあるフライパン
鶏もも肉:1枚 (250~300g)
ピーマン:2個(60g)
@だし:1.5カップ
@薄口醤油:大さじ1
@醤油:小さじ1.5
水溶き片栗粉
片栗粉:大さじ1
水:大さじ1
大根:340g
水菜:50g
貝割菜:20g
梅干し(塩分10%):2個
塩
① 下ごしらえ
・ 梅干し(2個)は種を除く。
・ 鶏肉(250~300g)は一口大に切り、塩(1つまみ)を全体にもみ込む。
・ ピーマン(60g)はヘタと種を除いて大きめの一口大。
・ 水菜(50g)は5cm長さ。
・ 貝割菜(20g)は根元を切り落とし、長さ3等分。
・ 大根(340g)はすりおろしてザルに上げ、軽く水けをきる。
※ 手で持った時ボタボタ垂れないくらい。
② 鶏肉の皮を下にしてフライパンに並べ、中火で5分焼く。
③ 脂が出てきたら鶏肉を奥にやり、脂を手前に集める。手前にピーマンを入れて炒める。
※ ピーマンに鶏の脂のウマミを移す。
④ 鶏皮がこんがりしてきたら、具材の上下を返してさらに1分焼く。火が通ったら器に盛る。
※ 「皮目が8、身が2」
⑤ 鍋に@(だし1.5カップ、薄口醤油大さじ1、醤油小さじ1.5)を入れて中火。
⑥ ひと煮立ちしたら火を止め、よく混ぜた水溶き片栗粉を、だしを混ぜながら細く垂らす。再び中火で沸かし、よく混ぜる。
⑦ トロミがついたら火を止めて、大根おろしと水菜を加える。
※ 大根おろしは加熱しすぎると風味がとぶ。
⑧ 梅干しを大きめにちぎりながら加え、④の周りからかける。
※ 皮のパリパリ感を残す。
⑨ 貝割菜をのせる。
【1人分】300kcal 塩分4.1g あんは全量を計算
荻野聡士さん情報
荻野聡士(おぎの さとし)さんについて簡単にまとめました。
- 生年:1987年
- 出身地:東京都
- 職業:日本料理人、「赤坂おぎ乃」店主
- 家族:父は俳優・画家の片岡鶴太郎氏
- 経歴
- 高校卒業後、寿司店でのアルバイトをきっかけに料理人を志す
- 「京都吉兆嵐山本店」で8年修行、「銀座小十」で5年勤務、「銀座奥田」で2年間店長を務める
- 30歳のときに「銀座奥田」の料理長に就任
- 2020年3月「赤坂おぎ乃」をオープン
- 料理スタイル:伝統的な和食の技法を基盤に、四季折々の食材を活かした会席料理を提供
- 受賞歴
- 「ミシュランガイド東京2021」で一つ星を獲得
- 「The Tabelog Award 2023」でBest New Entryを受賞
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!