「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.5.5(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】まだまだやれる!鶏肉レシピ
【料理人】藤野嘉子
【料理名】鶏肉のレモンワイン蒸し煮
- 高タンパクで
- 栄養豊富で
- 経済的
頼りになる鶏肉ではありますが、そろそろネタ切れかも?
いやいや「まだやれますよ」(笑)
部位の個性を押さえたアイデアレシピをお二方に学びます。
まだまだやれる!鶏肉レシピ
藤野嘉子さん
「鶏肉のレモンワイン蒸し煮」
「チキンスティックフライ」
「鶏スペアリブのにんにく焼き」
舘野鏡子さん
「フレッシュトマトのバターチキン」
「柔らか鍋照り鶏」
「つやトロ冷やしささみ」
鶏肉の部位使い分け
もも
- 足から付け根の部分の肉。
- 適度な脂肪があり、コクがあってジューシー。
- ウマミと食べ応え№1。
むね
- 胸の大胸筋に当たる部位。
- タンパク質が豊富で脂肪が少ない。
- あっさりとした味わい。
手羽中
- 手羽先の先端の細い部分を切り落としたもの。
- 引き締まっていてウマミ豊か。
鶏スペアリブ
- 手羽中を縦半分に切ったもの。
- 小さいが骨付きのウマミが味わえる。
ささみ
- むね肉の内側にある細長い部位。
- 高たんぱく質・低脂肪。
- むね肉より柔らかい。
- 淡泊な味わい。
- 風味やコクのある食材と組み合わせると、おいしさ↑
ひき肉
- もも、むね、ミックスなど。
「鶏肉のレモンワイン蒸し煮」
- レモンの爽やかさを生かしたい!
→酒で代用せず白ワインで!
→肉のクセを抑えたりウマミを加えたりする効果は同じでも、煮詰めたときの風味が違う!
鶏もも肉:1枚(250~300g)
玉ねぎ:1/2個(100g)
新じゃがいも:2個(250g)
白ワイン:1/4カップ
レモン汁:小さじ1
レモンの皮:1/2個分
塩・粗挽黒コショウ
小麦粉
サラダ油
バター(無塩)
砂糖
① 下ごしらえ
・ レモンの皮(1/2個分)はせん切り。
・ 玉ねぎ(100g)は芯をつけたまま6等分のくし形。
・ 新ジャガ(250g)はよく洗い、皮ごと5mm厚さの輪切り、サッと洗って水けをきる。
② 鶏肉(250~300g)は余分な脂肪を除き、縦半分、横半分に切る。塩(小さじ2/3)、黒コショウ(少々)をふり、小麦粉を薄くまぶす。
※ 火を通しても堅くなりにくく、調味料もよくからむ。
③ フライパンにサラダ油(大さじ1)を中火で熱し、皮を下にして並べる。
④ 焦げそうになったらやや火を弱めて4分焼き、こんがりしたら上下返す。
⑤ 反対側は2分焼き、バットに取り出す。
※ 肉がパサつくので火を通しすぎない。表面をカリッと焼いたらいったん取り出す。
⑥ フライパンを拭いてバター(大さじ1)を中火で溶かし、玉ねぎ・新ジャガを広げ入れる。
⑦ 途中で上下返して4~5分焼き、塩(少々)をふる。
⑧ 肉を戻し入れ、砂糖(小さじ1)をふって混ぜる。
⑨ 白ワインを回しかけて火を強め、煮立ったら水(1/4カップ)を加えて蓋、中火で5分蒸し煮。
※ 煮立たせてアルコールをとばしてから水を加える。
⑩ 汁けが少なくなったらレモン汁、レモンの皮を加えて混ぜ、塩・黒コショウ(各適量)で味を調える。
※ 香りと酸味を生かすため、レモン汁とレモンの皮は最後に加える。
【1人分】450kcal 塩分2.5g
藤野嘉子さん情報
藤野嘉子(ふじの・よしこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1957年5月30日
- 出身地: 東京都
- 職業: 料理研究家
- 家族
- 夫:フランス料理シェフ、藤野賢治さん
- 次女:菓子研究家
- 子ども:3人(詳細は非公開)
- 経歴
- 学習院女子高等科卒業
- 香川栄養専門学校製菓科 卒業
- 在学中より「キユーピー3分クッキング」でアシスタントを務める
- 卒業後、料理研究家の助手を経て、1985年に独立
- 雑誌・テレビ・料理講習会などで幅広く活動
- NHK番組や出版物などでも活躍
- 料理スタイル
- 「プロの技術」と「家庭的なセンス」を併せ持つ、つくりやすくて温かみのあるレシピ
- 暮らしに根ざした丁寧な食生活を大切にし、「心があたたまる料理」を提案
- その他
- 東京・日本橋で、夫・次女とともに料理教室兼コーヒースタンド「カストール」を営む
- 暮らしやすさを重視し、小さな住まいでの丁寧な生活を実践
- 多数の料理本・エッセイも出版、温かみのある文体で人気
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!