「沸騰ワード10」は「業界×流行×ドキュメント」をテーマに、あらゆる業界の話題を徹底調査する番組です。
司会はバナナマンの設楽統さんと日村勇紀さん。
特に人気のタサン志麻さんの回では、志麻さんがゲストの自宅やハウススタジオを訪れ、冷蔵庫にある食材を使って即興で本格的な料理を作ります。
簡単で美味しい料理を次々と披露する彼女の手際や創造力に、ゲストも視聴者も驚きを隠せません。
また、志麻さんの温かい人柄と真摯な姿勢は親しみやすく、家庭料理の楽しさと奥深さも伝えてくれます。
調理中に見せるプロのコツやフランス料理の技も見どころの一つで、料理に役立つアイデアやヒントが満載です。これらは視聴者の料理スキル向上に一役かっています。
【放送日】2024.9.20(金)
【放送局】日本テレビ系
【放送時間】金曜19:56-20:54
【番組名】沸騰ワード10
【企画名】食欲の秋、爆食いSP
【料理人】タサン志麻
【料理名】シャルキュティエール
この回は「食欲の秋、爆食いSP」として、映画「あの人が消えた」の俳優陣に、秋の食材で作った13品をお見舞いしました。
「シャルキュティエール」
「シャルキュティエール」とは?
シャルキュティエールソースは、ヨーロッパの伝統的なフランス料理に使われ、家庭料理としても親しまれているソース。
- 意味
- 「シャルキュティエール」とは「お肉屋さん風」を意味する
- 「シャルキュトリー」は、ハムやパテなど保存性のある加工肉類を指す
- 材料
- ピクルス、玉ねぎ、白ワイン、マスタードなどを煮込んで作る
- 用途
- 豚肉のソテーなどにかけることが一般的
- コクがありながらもピクルスの酸味が豚肉と調和
- 肉類を中心に、淡白な魚にも使える
- 料理に深みを加えている
「しば漬けのシャルキュティエール」
…豚ソテーしば漬けトマトソース
- 「シャルキュティエール」のピクルスをしば漬けで代用したレシピ。
- 豚肉の脂の旨みと、トマトベースの優しい酸味が効いただしが調和。
- カリカリ&酸っぱな「しば漬け」がアクセント。
「こんなに合う?」
「日本人の舌になじむ」
「サッパリして食べやすい」
豚とんかつ用:2枚
トマト:1個
しば漬け:1/2袋
塩:少々
こしょう:適量
オリーブ油:適量
白ワイン:少量
タイム:適宜
① 豚肉に塩・コショウし、フライパンで焼き色をつける。
※ 触らず我慢してしっかり色をつける。
② 余分な油をふき取り、トマトとしば漬けを刻んで①に加える。タイムもIN。
③ 肉を皿に盛る。
④ ②のソースをひと煮立ちして豚肉にかける。
おまけ「ツナ缶リエットとシャルキュトリー」
「きょうの料理」タサン志麻の小さな台所。
・ シャルキュトリーとは肉の加工品のこと(仏)。
・ 生ハムは色のグラデがあるものを選ぶと華やかな盛り付けに。
・ 前菜!
ツナオイル缶:小1缶(70g)
クリームチーズ:個包装3∼4個(55∼70g)
生ハム:4枚
ロースハム薄切り:大4枚(60g)
サラミ薄切り:30g
ピクルス・オリーブ:各適量
バゲット:適量(1㎝厚さにカット)
粗挽黒コショウ
① リエット(ペースト)をつくる
・ ツナは汁をきってボウルに入れる。汁は捨てない!
・ クリームチーズを加え、混ぜ合わせる。
・ 缶汁を少しずつ加えながらさらに混ぜ、好みの堅さになったら器に盛る。
※ 油分が多めの方が口当たりが良いらしい。
・ 冷蔵庫で30分以上冷やし、食べるときに黒コショウ(適量)をふる。
② 生ハム、ロースハム、サラミ、ピクルス、オリーブ、バゲットとともに盛り付ける。
※ 生ハムはフワッと盛ると立体感が出てグラデーションがキレイ。
※ ロースハムは筒状に巻いて重ねても◎
【1人分】260kcal 塩分1.8g
おまけ「洋風トマト豚しゃぶ」
「きょうの料理」タサン志麻さん。
豚のゆで汁はスープに活かす。
【豚しゃぶ】
豚肩ロースしゃぶしゃぶ用:200g
サニーレタス:1/2個
【トマトだれ】
ミニトマト:20個
玉ねぎ:1/4個(50g)
レモン汁:1/2個分
オリーブ油:大さじ3
塩:適量
粗挽黒コショウ:適量
① 下ごしらえ
・ まずは鍋に湯(5カップ)を沸かす。
・ ミニトマト(20個)は縦半分。
・ 玉ねぎ(1/4個)はみじん切り。サッと洗って大きめのボウルに入れる。
・ サニーレタスは食べやすくちぎり器に盛る。
② トマトだれの材料を大きめのボウル(玉ねぎがいる)に合わせる。
※ 塩はしっかりめ。
※ レモンは絞る前に体重をかけて押し転がす。
③ 湯が沸いたら火を止める。
④ 鍋にザルを入れて豚肉を数枚ずつ加える。
⑤ 余熱で火が通ったらザルごと引き上げる。
⓺ トマトだれに肉を加えてザッと混ぜる。
⑦ サニーレタスの上に盛る。
「フレンチの格言」がとってもいいです!
愛用グッズもその理由とともに解説されていて参考になりました↓

この回の志麻さんレシピ
ハズレなしのスピード前菜
「たこタコス」
メイン
「鶏肉とキノコの赤ワイン煮込み」
「豆苗の巨大チーズ肉巻き」
「しば漬けのシャルキュティエール」
(豚ソテーしば漬けトマトソース)
野菜のうま味
「秋なす南蛮 紅生姜のタルタルソース」最高のタルタル
「豚肉と根菜のブレゼ(蒸し煮)」うま味凝縮
キーマ&スープカレー
「キーマカレー玉ねぎスープ添え」
魚介もうまうま
「サンマのタプナードソース」万能オリーブペースト
「いかカルボナーラ」調理時間9分の簡単レシピ
「サーモンのブールブランソース」レストランの味
箸休め
「イチジクとキノコのマリネ」なんで合うん?
さつまいも!
「さつまいものエスカルゴバター」甘さ極限
「カリふわスイートポテト」
タサン志麻さん愛用品
スライサー
志麻さんが家政婦を始めた当初、唯一持参していたアイテム。
手軽で美味しいフランスの定番サラダ「キャロットラペ」で威力を発揮。

ザル
ザルにボウルを被せて蓋のようにし、上下に振ればサラダスピナーに。
また、柔らかく茹でた野菜をギュッと押し付けて裏ごし器として使うことも。
スリースノー製をサイズ違いで愛用。

ボウル
深さがあり洗いやすいものを。
コンテの大中小を愛用。
ペティナイフ
カボチャや大きな塊肉以外は基本的にペティナイフ1本で調理なさってます。
ミソノ製。

ブレンダー
ブラウンのものを。
ティファール鍋セット
オーブンに入れたりそのまま食卓に出したり。
フライパン専用の蓋があるセットが◎だそうです。

まな板
「BIKITA Wood Life」の舟形ボード。
小回りの利く小さなものを使っていらっしゃいますね。
残念ながら現在は入手できないのかな。
タサン志麻さん情報
タサン志麻さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日
1979年 - 出身地
山口県長門市 - 職業
元家政婦・料理人 - 家族
フランス人の夫と3人の子(2男1女) - 経歴
- 大阪あべの・辻調理師専門学校及び辻調グループフランス校を卒業後、三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」で修行
- 帰国後、四谷の老舗フランス料理店やビストロで15年間料理人を務める
- 「予約が取れない伝説の家政婦」として話題を呼ぶ
- 特徴
依頼先の家庭の冷蔵庫にある食材を使い、家族構成に合わせた1週間分のつくりおきを片付け込み3時間で仕上げる仕事ぶり - その他
- 地方の山あいに古民家を購入し、フルリノベーション
- 2023年春より、家族で自然あふれる地方暮らしをスタート
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。