【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ金曜20:00~20:45 再放送有
【番組名】あしたも晴れ!人生レシピ
【企画名】足の悩み解消&フットケア
>>関連タグ:
番組内で紹介された
- 足の手入れ法
- 靴選び
- 歩き方
- 正しい爪の切り方
についてまとめました。
足の皮膚トラブル
魚の目とイボは、間違えやすい。
タコ
- 皮膚が黄色っぽく硬くなり、なだらかに盛り上がっている。
- 通常、痛みはない。
原因
- サイズが合わない靴や、歩き方によって体重が分散されず、皮膚への刺激が集中して起こる。
⇒ 主に骨が出っ張っているところにできやすい。
セルフケア
- 風呂上りなどに角質削りで対処。
魚の目
- 外側が少し盛り上がっていて、内側が少しへこんでいる。
- 中に芯があり、それが圧迫されると痛む。
原因
- サイズが合わない靴や、歩き方によって体重が分散されず、皮膚への刺激が集中して起こる。
⇒ 指の間や指の外側にできやすい。
イボ
- 表面がザラザラして、血管が黒い点のように見える。
- 痛みを伴うこともある。
原因
- ウイルス感染。うつることがあるので医療機関での治療が◎
⇒ 足や手に多いが、体のどこにでもできる。
かかとのガサガサ
原因
- 足の裏は乾燥しやすい。
- 角質がたまりやすい。
- 荷重。
セルフケア
① 角質ケア用のヤスリを使う
- 強くこすらい。
- 削り過ぎない。
- 足の側面から中心に向かい、一定方向にかける。
- 少し硬いくらいでやめる!
- ガサガサがひどい場合は週1、整ってきたら月1~2回程度。
※ 古い角質を剥くことで新し皮膚ができやすくなる。
② 保湿クリームを塗る
- 片足に対し、指の第1関分のクリームを優しく包み込むように塗る。
- 保湿は毎日。
爪のトラブル
- 爪にトラブルがあると転倒リスクが高い!
- 爪が体の力を受け止めている。
巻き爪
原因
- 合わない靴
- 歩かないと巻き爪になる
- 外反母趾がある
- 爪の切り方
正しい爪の切り方
刃が直線のテコ型爪切り推奨。
特に親指大事!
切り方
① 爪を切る前に爪の周りブラシを使って洗う(!)
⇒ 爪と皮膚はしっかり分かれていた方が良い、洗うことで境界線をつける。
② 下の刃を爪に当て、上の刃だけを動かして切る。
③ 端から少しずつ切る。
長さ
- 足指と同じか~足指先から1mm以内、白い部分を少し残すのが◎
- 深爪をすると指先まで力が伝わらなくなる。
- 深爪は巻き爪を引き起こすことがあるので厳禁。
形
- 平らに真っすぐに切る。
- 角は爪用のヤスリで一定方向に削り、少し丸みがある程度に整える。
- 先端は白い部分をなでるように、一定方向に削る。
足のケア
① 足の爪周りを足用ブラシと石鹸で洗い、汚れや角質を落とす。
※ 手で洗うのは毎日、ブラシを使うのは1日おき。
※ 指の間を広げて洗うのがポイント。
② タオルで水分を拭き取る。
※ 拭き取りが不十分だと残った水分で蒸れ、皮膚のバリア機能が弱まる。
③ すぐに保湿クリームを爪やその周りに塗る。
※ 足首、かかとも保湿。
※ 保湿は毎日。
靴の選び方
① 足に合ったサイズ
② 甲・かかとが固定される安定感のあるもの
⇒ 足が靴の中で動かないように。
③ つま先に1cm程度の余裕があり、指が動かせるもの
⇒ 歩行には指が動くことが大事。
靴ひもの結び方
- ひもは一番上の穴まで通す。
- 一番下から緩め、締め直してから結ぶ。
※ 足の痛みはまず、靴紐をしっかり結んでみて!とのことです。
ハイヒールは?
- ヒールが高いと靴の中で足が滑りがち。
- シリコンパッドを使うなど。
- 後からつけるストラップも◎
正しい歩き方
「重心を前に移動させることによって、タイヤが回転するように足は前に進む」
いい歩き方は早く歩ける。
① かかとから地面に着き
② 着地しながら重心を前に移す。
③ 指で地面を少し押す。
一歩前に出した足にしっかり体重をのせる。
手の振り方
- 真っすぐ前に手を振ることで、足がまっすぐ前に向く。
- 後ろに振ることを意識して。
高山かおるさん
高山かおるさんは、皮膚科医師で、以下のような活動を行っています
- 所属: 済生会川口総合病院・皮膚科部長、東京医科歯科大学大学院皮膚科学教室・特任講師
- フットケア: 「足」に特化した日本初の「フットケア外来」を開設。患者のライフスタイルや性格を重視しながら診療を行い、足の問題を根本から解決するための装具外来、メディカルフットケア外来、歩行教室を併設
- 足育研究会: 一般社団法人足育研究会の代表を務め、足のトラブル相談会や予防に役立つ動画の配信、オリジナル商品の開発などを手がける
- 教育活動: 健康な足を保つ重要性について著書や講演、マスコミを通して啓発を行っている
関連記事
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。