「明日から使える あかるい終活」は、終活を「人生の終わりの準備」ではなく、「これからの毎日を安心して自分らしく暮らすための備え」として提案する番組です。
エンディングノートの書き方をはじめ、相続や生前整理、デジタル遺品、墓じまいなど、終活で気になるテーマをわかりやすく解説。
終活を通して家族や大切な人とのつながりを見つめ直し、自分自身も前向きに人生を楽しむためのヒントが学べます。
世代を問わず、これからの暮らしに役立つ終活の考え方が、染みます。少しづつ終活に取り組みたくなる番組であります。
【放送日】2026年9月14日(月)
【放送局】NHK
【番組名】明日から使える あかるい終活
【放送時間】Eテレ 月曜 21:30-
【再放送】Eテレ 翌月曜 0:15-
【第7回】おひとりさまは計画的に
終活は自分の生きてきた価値を正しく後世へ伝えるもの。資産がなくてもやること(笑)
そして、エンディングノートの必要性を知っていても書けている人は少ない。
ついでに、死亡診断書は10枚くらいコピーするもの!
今回は、おひとりさまの万が一について考え、準備します。
おひとりさま
- 3世帯のうち1世帯以上は一人暮らし
- 元気なうちに将来のことを考えておくこと
- いつかは一人になってしまうかも
身元保証人・緊急連絡先
身元保証人や緊急連絡先が求められる場面。
- 大前提
- 治療上入院が必要な場合に、身元保証人がいないことや緊急連絡先がないことだけを理由に病院が入院を断ることはできない
- 入院・手術が必要な場合、治療方針の説明、緊急時の連絡、入院費の清算、退院後の対応などで本人以外の関係者が必要な場合もある
- 賃貸物件への入居時
- 介護施設への入居時
信頼できる連絡先を決めておくことが大切。
身元保証サービス
- 緊急時の連絡先
- 入院・入所・退院・対処の手続きの代行
- 医療にかかわる意思決定への関与
- 緊急時の対応
内容は事業者ごとに異なる。
内容、費用、解約、返金条件なども確認を!
社協や地域包括支援センターへ相談することも◎
→必要な支援を受けることが出来たり、支援先を紹介されたり。
家族類型別世帯割合の推移
一人暮らし
1990:23.1%
2020:38.0%
2050:44.3%(予想)
核家族(夫婦のみ)
1990:15.5%
2020:20.1%
2050:18.9%
核家族(夫婦と子)
1990:37.3%
2020:25.2%
2050:21.5%
核家族(ひとり親と子)
1990:6.8%
2020:9.0%
2050:9.2%
おひとりさまが亡くなると
死後、手続きを担う人がいない…
- 葬儀
- 役所への届け出
- 賃貸契約終了への調整
死後事務委任契約
死後事務委任契約とは
- 亡くなった後に必要となる様々な手続きに備える契約
- 遺族が対応することが多い手続きを代行する
- こういうことを行う
- 遺体の引き取り
- 葬儀・火葬・納骨の手配
- 自治体への届け出
- 各種支払いや解約
- 公共料金
- クレジットカード
- サブスク
- 住居の片付けや明け渡し
- 遺品整理、室内の片付け
- 賃貸借契約の終了に向けた連絡、物件の明け渡しの調整
- 関係者への連絡
このような手続きの中から、実際に必要な項目を選んで契約する。
おひとりさまは葬儀を希望しない人が多い。しかし周りがお別れの場を求めることも。
→葬儀のプランは慎重に。
メリット
- 自分が死んだあとに必要となる事務について、希望を具体的に決めて託しておける
- 手続きの見通しが立つことで、将来の不安を減らせる
注意
遺産がある場合
・遺産分割
・預貯金の相続手続き
などは死後事務委任契約だけでは対応できない。
【例】
持ち家がある場合
・家と土地を誰が引き継ぐか?
・売却後の代金は?
弁護士などに相談。
遺言書の作成が大切。
コレが大事
- 大家さん・管理会社・ヘルパーさんなど、普段関わる人に契約先の情報を緊急連絡先として伝えておく
- 契約先の連絡先を書いたカードを携帯する
- 玄関付近などに保管する
- いざという時に見つけてもらう
費用は?
・葬儀・納骨・遺品整理などの実費経費
・受任者の報酬
=数百万円規模!?
どこまでお願いするか?
いくらくらい必要か?
見積りで確認。
元気なうちに自分に必要なサポートを確認し、どこにどれだけお金をかけるか分かれば、以後の自分の生活も見えてくる。
相談先
- 士業の事務所
- 一般社団法人
- NPO
- 自治体の社協
などの支援窓口に相談
複数に相談、見積り依頼。
自治体の取り組み
【横浜市の例】
- 緊急連絡先
- 遺言書
- エンディングノートの保管場所 など
終活関連情報を無料で市に登録。
万が一の際、警察・消防・本人指定の人物等からの問い合わせがあれば、市が情報を開示する。
電話番号は携帯の中。本人が倒れたらロックがかかり、緊急連絡先が分からない。かかりつけ医も分からない。書いてあってもどこにしまってあるかが分からない。
→情報の登録が必要。
登録者が増えたら、引き取り手のない遺体処理のコスト軽減に。
愛しい子
ペットより自分が先の場合の選択肢。
- 身近な友人・知人に引き取ってもらう
- 事前に相談
- 飼育環境の確認
- 保護団体・老犬老猫ホーム・動物病院などに相談、信頼できる引受先を見つける
- ペットのために信託を活用
- ペットと一緒に入居できる施設を探す
エンディングノートに書くこと④
- ワンの名前
- 生年月日
- 好きな食べ物:○○社のドッグフード
- 病歴
- ワクチン接種情報
あかるい終活
第1回:家族でエンディングノート
第2回:デジタルをあなどるな
第3回:お金をすっきり明瞭に
第4回:不動産を”負動産”にしない
第5回:こだわりのモノは正しく伝える
第6回:理想のお葬式とは
第7回:おひとりさまは計画的に
第8回:実例!私たちのしあわせ終活ストーリー
第9回:総集編
伊勢田篤史さん情報
伊勢田 篤史(いせだ あつし)さんについて簡単にまとめました。
- 弁護士、公認会計士
- 日本デジタル終活協会代表理事
- 「相続で苦しめられる人を0に」
- 終活弁護士として、終活や相続問題、デジタル終活の普及に取り組んでいる
おしまいに
そうか。身がえぐられるほど悲しかったけれど、先月、ワンを見送れたことはよき事だったのかもしれませんね。



