「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
2007年に放送を開始しました。
【放送日】2024.11.13(水)
【放送局】NHK
【放送時間】月~水曜 21:25- 再放送有
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【企画名】シェフ直伝!初めてのイタリアン&洋食
【料理人】大宮勝男
【料理名】クリームシチュー/きのこチャウダー
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「シェフ直伝!初めてのイタリアン&洋食」と題して、大宮勝男さんに洋食を学びます。
「洋食とは白いごはんに合う西洋の料理」なんですって。
ここでは、なめらかさが命の「ホワイトソース」のワザを学びました。
ホワイトソースのポイント
※ とろみのもとになる小麦粉を電子レンジにかけて水分を抜き、目の細かいザルでこす。
→ダマにならず、舌触りのよいなめらかなソースができる。
「クリームシチュー」
- 白く仕上げるため、具は焼き色をつけないように炒める。
材料(2~3人分)
【ホワイトソース】約600g
小麦粉:約大さじ5.5(50g)
バター:大さじ4強(50g)
牛乳:2.5カップ
鶏もも肉:1枚(250g)
玉ねぎ:1/2個(90g)
にんじん:1/2本(80g)
マッシュルーム:6個
ブロッコリー:1/2個(150g)
牛乳:1.5カップ
塩
小麦粉
油:大さじ1
こしょう:少々
作り方
① ホワイトソースをつくる
・ 小麦粉は耐熱容器に入れ、ラップせずに600Wで1分レンチン。
・ 目の細かいザルで濾してフライパンに入れ、バターを加えて中火、混ぜてなめらかにする。
・ 牛乳をフツフツするまで温めて一気に加え、弱めの中火で混ぜ、なめらかになったら火を止める。
② 材料カット
・ 玉ねぎとニンジンは一口大。
・ マッシュルームは軸を除いて縦半分。
・ ブロッコリーは小房に分け、サッとゆでて湯をきる。
・ 鶏肉は大きめの一口大、塩(小さじ1/2)をふって小麦粉を薄くまぶす。
③ 別のフライパンにサラダ油(大さじ1)を弱めの中火で熱して鶏肉を入れ、焼き色をつけないように焼く。
④ 玉ねぎとニンジンを加えて炒め、油が回ったら、マッシュルームも加えて炒め合わせる。
⑤ 炒めた油ごとホワイトソースに加え、弱火。
⑥ 牛乳を加え、野菜が柔らかくなるまで15~20分混ぜながら煮る。
⑦ 塩・コショウ(各少々)で味を調える。
⑧ 器に盛り、ブロッコリーを添える。
「きのこチャウダー」
- チャウダーは具だくさんのスープ。
- 小さく切った具を炒めてから、ホワイトソースと牛乳で煮て、口当たりよく仕上げる。
材料(2人分)
エリンギ:1本(30g)
しめじ:1/2パック(45g)
まいたけ:小1/2パック(40g)
生しいたけ:4~5枚(40g)
にんじん:1/4本(40g)
玉ねぎ:1/4個(45g)
薄切りベーコン:3枚(60g)
ホワイトソース:150g
牛乳:1.5カップ
薄切りフランスパン:2切れ
刻みパセリ:少々
バター
塩・こしょう
作り方
① 下ごしらえ
・ キノコはそれぞれ根元の堅い部分を取り、5mm角。
・ ニンジン、玉ねぎは5mm角。
・ ベーコンは7~8mm四方。
② 鍋にバター(30g)を入れて中火、ニンジンと玉ねぎを炒める。
③ 全体に油が回ったら、キノコとベーコンを加えて軽く炒める。
④ ホワイトソースと牛乳を加え、混ぜてなめらかに伸ばし、弱火でニンジンが柔らかくなるまで10分煮る。
⑤ 塩・こしょう(各少々)で味を調え、火を止めてバター(20~30g)を加えて溶かす。
⑥ 器に盛り、軽く焼いたフランスパンをのせ、パセリを散らす。
シェフ直伝!初めてのイタリアン&洋食
「トマトソーススパゲッティ・カルボナーラ」
「ハヤシライス&昔ながらのカレー」
「ハンバーグステーキ&ポークハンバーグ」
「クリームシチュー&きのこチャウダー」
大宮勝男さん情報
- 生年月日:1950年
- 出身地:東京都台東区浅草
- 職業:洋食店「レストラン大宮」のオーナーシェフ
- 家族:娘二人、大宮由季世さんと大宮奈津美さん
- 経歴
- 18歳で料理人を志し、フランス料理店で修行を始める
- 26歳でニュージーランドのホテル内レストランのスーシェフを務める
- 28歳でヨーロッパを周遊し、各地の料理を学ぶ
- 帰国後、フランス料理店「ラ・テール」で修行
- 1982年に「レストラン大宮」を浅草に開店
- 2007年に新丸の内ビルディングに2店舗目を出店
- 料理スタイル:フランス料理を基盤にしたアイデア豊かな洋食
- その他:キャンプ料理やアウトドア料理も得意とし、著書も多数あり
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。