「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
今回は「声と喉」のトリセツです。
なんでも
- 人に与える印象
- 話の説得力
- 若さと寿命
に関わっているんだとか。
それが訓練で手に入れられるんだそうです。
チェック✓
通る声とは?
「声が通らない・こもる」という悩み。
仕事や日常生活に支障が出ることもしばしば。
声を鍛えると、さまざまなことが改善できる。
- 人に与える印象を良くしたり
- 話の説得力を増したり
- 健康や寿命にも声は関係してくる
- 年収や営業成績UP
- 良い縁に恵まれたり
- 声に自信が出ることで人生が変わる人も多い、らしい…
3000ヘルツの周波数
特に重要なのが3000ヘルツの周波数。
人間の耳の構造上、3000ヘルツは最も聞き取りやすい音域。
この成分が強いと通る声になる。
声帯で作られる声は
男性でおよそ100ヘルツ以上
女性でおよそ200ヘルツ以上程度。
それを口や喉で響かせることで、より高い周波数が生まれる。
通る声を出すには、この響きが重要。
※ 3000ヘルツは声の高さや低さとはあまり関係ない。低い声でも響きがあれば、高い周波数が出て通る声になる。
良いハミング
通る声が2週間で手に入る?
準備運動
ロングブレス
大きく息を吸って、脇腹を広げ続けるように「スーー」と30秒、少しずつ吐く。
なるべく長く吐き続けられるように。
姿勢を整える
アゴは少し引き、耳が肩の真上に来る姿勢。
背筋を伸ばす。
ハミングのコツ①
しっかりと集まった声でハミング。
- 口をしっかり閉じ
- うなじと鼻の骨に手を当てて
- 振動が感じながら「ん~~」とハミング。
音程を変えながら、しっかり振動する音を探す。
力強い芯のあるハミングを目指す。
ハミングのコツ②
喉の奥を少し広げる。
喉の奥に「ウズラの卵1コ分」 のスペースを空けるイメージ。
ハミングのコツ③
口を少しすぼめると、声が響きやすくなる。
鼻の上辺りから音を飛ばす感覚。
回数
1セット5秒×10回
1日2~4セット。
まずは2週間続けて。
繰り返すことでハミングの体の使い方が身につく。
喉のアンチエイジング
年齢を重ねるにつれて
声がかすれてきた
声が出にくくなってきた
声帯萎縮と呼ばれる病気?
※ 定年後などに急にしゃべる量が減った人に多い!
声帯は
声を生み出す以外にも、食べ物や飲み物が肺に入り込まないようにする蓋の役割も果たしている。
しかし、声帯に隙間が空いてしまうと、そこから食べ物などが入り、誤えんが起きる。
高齢者に多い誤えん性肺炎は、日本での死因の第6位。
年間5万人以上が亡くなっている。
声帯の萎縮がその原因の1つ。
ストロー発声法
ストロー発声法は
手軽に声帯周りの筋肉をバランス良く鍛えるもの。
老化などによる声帯萎縮を改善する。
- 音域が広がる。
- 声が長く出せる。
手順①
- ペットボトルなどに水を入れ
- そこにストローをさし
- ブクブク吹きながら「ウ~~」と発声。
深さによって、喉にかかる負荷が変わるため、最初は1~2cmぐらいの深さから始める。
手順②
出しやすい声の高さで「ウ~~」と発声。
即効性あり!
行った直後から声が出しやすくなる。
5秒✕10回を3セットで、喉のアンチエイジングに効果的。
※ リハビリでは、1日に50回程。
手順③
慣れてきたら「ウ⤴」「ウ⤵」といろんな高さの声を出してみる。
高い声を出す筋肉と、低い声を出す筋肉は異なるので、声帯周りの筋肉をバランスよく、しっかり鍛えられる。
喉の衰えチェック
大きく息を吸って「あーー」と声を出す。何秒間のばせるかで喉の衰えがチェックできる。
※ 高すぎず低すぎず、楽に出せる大きさで。
!衰えライン!
男性25秒
女性20秒
!異常の疑い!
男性14秒以下
女性9秒以下
※ 声帯を健康に保つには水を毎日1.5~2L飲むのも効果的。
※ 10日以上声のかすれが治らない、または悪化している場合は、喉を専門にしている耳鼻咽喉科を受診。
おすすめ記事
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!