「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.2.26(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】春を恋う和食
【料理人】上野直哉
【料理名】ホタテとブロッコリーのサワークリームみそあえ/みつばの混ぜごはんしらすのせ
この回では、食卓に一足早い春をお届けとして、食材だけでなく、見た目、かおり、食感で春を表現する和食を紹介。
この回紹介された3品
「牛しゃぶとクレソンのホットサラダ」
「ホタテとブロッコリーのサワークリームみそあえ」
「みつばの混ぜごはんシラスのせ」
「みつばの混ぜごはんシラスのせ」
- 生のみつばをアツアツごはんに混ぜる。
- 「春の芽吹き」をイメージさせる青い香りと色。
- しらすの淡い味わいを生かすよう、ごはんは梅干しの塩分だけで味つけ。
温かいごはん:大盛り2膳分(350g)
みつば:1/4把(12g)
梅干し(塩分15%):1個(正味10g)
白ごま:5g
釜揚げしらす:20g
① 下ごしらえ
・ 梅干し(1個)は種を除き、果肉を粗く刻む。
・ ミツバ(12g)は粗く刻む(葉を適量飾り用に取りおく)
② 温めたボウルにごはん(350g)、梅干し、刻んだミツバ、白ゴマ(5g)を入れてさくさく混ぜ合わせ、器によそう。
※ 熱が入りすぎると香りがとぶので、ミツバは粗めに刻んで手早く混ぜる。
③ シラス(20g)をたっぷりのせ、あしらい用ミツバを添える。
【1人分】300kcal 塩分1.2g
「ほたてとブロッコリーのサワークリーム味噌あえ」
- 緑、黄、赤のみずみずしい春の配色。
- 柔らかな歯触りをサワークリームみそのソフトな酸味が下支え。
刺身用ほたて貝柱:80~100g
酒:大さじ1
塩:少々
ブロッコリー:40g
にんじん:20g
練りがらし:少々
【サワークリームみそ】
サワークリーム:大さじ1(20g)
みそ:小さじ1強(8~10g)
砂糖:小さじ1/4
① 鍋に酒(大さじ1)、塩(少々)、 ホタテ貝柱(80~100g)を入れて弱火、転がしながら2分いりつけ、汁ごとバットなどに移して冷ます。
② ブロッコリー(40g)は小房に分ける。ニンジン(20g)は3~4cm長さ、4~5mm角の拍子木形。熱湯で2~3分ゆでて冷水にとる。
※ 急冷することで彩りと食感が良くなる。
③ 水けを拭いて①に加え、表面にラップを密着させて冷蔵庫に30分おく。
※ ホタテのいり汁をブロッコリーとニンジンになじませる。
④ ボウルにサワークリームみその材料と③の汁を入れてよく混ぜ合わせる。
※ 乳製品のまろやかさで春らしい味わい。
⑤ ホタテ、ブロッコリー、ニンジンの汁気を拭き、ボウルに加えてあえる。
⑤ 器に盛り、水(少々)で柔らかくのばした練り辛子(少々)をトロリとかける。
【1人分】90kcal 塩分0.9g
みつばのプチ情報
みつば(ミツバ)は和のハーブで、その名の通り三枚の葉を持つ。鮮やかな緑色と独特の爽やかな香りで、料理の彩りや風味を引き立てる。
特徴と栄養価
- ビタミンAが豊富で、目の健康や免疫力向上に寄与
- ビタミンKも含まれており、骨の健康をサポート
- 食物繊維が多く、消化を助ける働きがある
上野直哉さん情報
- 生年月日:1970年
- 出身地:大阪府大阪市
- 職業:割烹「玄斎」店主
- 家族:父は浪速割烹「喜川」創業者の上野修三
- 経歴
- 18歳で京都「菊乃井」の村田吉弘に師事
- 2004年、兵庫県神戸市中央区に「玄斎」を開店
- 2011年版ミシュランガイドで☆☆獲得
- 料理スタイル
- なにわ伝統野菜や兵庫の在来品種を積極的に取り入れ、生産者と密接に連携
- 食材の持ち味を引き出す料理と、温かな人柄が人気
- その他
- 食育活動にも注力
- 著書に『四季を和える』がある
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!