「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025年11月3日(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】秋の軽やか煮物
【料理人】林亮平
【料理名】ぶりかぶら
深まる秋の食卓には、素材の味や香りが楽しめる重すぎない煮物が◎
- だしを使わず短時間で煮たり
- 具材の数を少なくしたり
- シンプルな味つけにしたり
で、軽やかなおいしさを引き出すことができるそうです。
この時季出回る香り豊かな「きのこ」、滋味深い「根菜や芋類」、「旬の魚」などを主役にしたレシピであります。
1日目は、日本料理店店主の林亮平さんに、家庭で実践できるプロの技でつくる、秋にぴったり!美味しい煮物を学びます。
この回紹介されたレシピ
林亮平さん
「ぶりかぶら」
「豚肉とさつまいもの塩蒸し煮」
「かんたん塩豚の和風ポトフ」
髙城順子さん
「なすと豚肉のオイスターソース煮」
「白菜と肉だんごの煮物」
「きのこと鶏の豆乳煮」
落とし蓋について
- 煮物上手になるコツは、落とし蓋にあり!
- 煮汁が対流するので上からも下からも加熱することができ、 短時間で煮上がる
- ちょうどよい加減に煮汁を減らすこともできる
- おすすめは木製のもの
- 適度な重さがあって沸いた煮汁で持ち上がりやすく、食材を傷つけない
- 熱くならないので扱いやすく、長もち
- 使うときは水でサッと全体をぬらしておくだけで十分、余計な煮汁を吸わない
「ぶりかぶら」
- 定番の「ぶり大根」よりも手早くできる煮物
- ふっくらと柔らかく煮たぶりと、うまみがしみた甘いかぶが絶品
- 強火にかけて、短時間で仕上げる
直径18cmの鍋
直径14cmの木製の落とし蓋
ぶり(切り身):2~3切れ(260g)
かぶ:2個(250g)
@水:3/4カップ
@酒:3/4カップ
@醤油:大さじ2
@みりん:大さじ2
@砂糖:大さじ1+1/3
柚子の皮:適量
① 下ごしらえ
・ カブ(250g)ははよく洗い、皮付きのままそれぞれ四つ割りにする。
※ 皮付きのままなら煮くずれしにくく、皮をむく手間もかからない。
・ ブリ(260g)は1切れを4等分。
② 鍋にブリとカブを入れ、@(水・酒:各3/4カップ、醤油・みりん各大さじ2)を加える。落とし蓋をして、強火で15分煮る。
※ 落とし蓋は鍋の直径よりひと回り小さなものを。
※ 火加減は強火。ブクブク沸いた煮汁で落とし蓋が少し持ち上がるくらい。
③ 煮汁が少なくなってきたら落とし蓋を取り、煮汁がトロリとするまで煮詰めてからめる。
④ 器に盛り、せん切りの柚子の皮(適量)をのせる。
【1人分】400kcal 塩分2.7g
林亮平さん情報
林亮平(はやし りょうへい)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1976年
- 出身地:香川県丸亀市
- 職業:日本料理店店主
- 家族:妻と二人の子ども
- 経歴
- 立命館大学卒業後「菊乃井」に入社
- 2010年、上海万博の日本産業館内料亭「紫」料理長
- 2015年、菊乃井赤坂店渉外料理長
- 2018年、東京・青山に「てのしま」をオープン
- 料理スタイル
- 和食の伝統の技を生かしたプロの味を、家庭でつくりやすいように工夫したレシピを提案
- その他
- いりこ文化の発展を目指し、手島(てしま/香川県丸亀市)での開業を計画中
- 和食の魅力を伝える活動も
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!



