「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.3.12(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】大人時間(最終回)
【料理人】大原千鶴
【料理名】桜ちらし
この回紹介された3品
今回登場するちらし寿司は「基本のすし飯」に混ぜる具を変えた3種。
- 「桜ちらし」はたくあん
- 「たこ&たいの紅白ちらし」は青じそ
- 「焼き鳥ちらし」は貝割れ菜
「基本のすし飯」
- 盛りつけは温度がポイント。
- すし飯が冷めてしまうと塊になってゴロゴロし、混ぜたり器に詰めたりしにくくなる。
- 完全に冷めないうちに具を混ぜ、器に盛りつける。
米:360mL(2合)
昆布(4~5cm四方):1枚
すし酢
米酢:80mL
砂糖:大さじ4
塩:小さじ1+1/3
① 米(2合)は洗って水けをきり、炊飯釜に入れて水(2合の目盛りより少なめ)を注ぎ、昆布(4~5cm四方)をのせて少し堅めに炊く。
② すし酢の調味料(米酢:80mL、砂糖:大さじ4、塩:小さじ1+1/3)は混ぜ合わせて溶かしておく。
③ 炊き上がったら昆布を除き、ボウルに移してすし酢をかけ、切るように混ぜる。
※ しゃもじですし酢を受けて、まんべんなく行き渡らせる。
※ 混ぜはじめはビチャビチャ!次第にごはんがすし酢を吸っていくので大丈夫w。
④ 粗熱が取れたら、具を混ぜて器に盛り、ラップ(堅く絞ったぬれ布巾)をかけてそのまま冷ます。
【1人分】300kcal 塩分2.0g
「桜ちらし」
- 彩り華やか。
- 型で抜いた桜の花をちりばめて春らしく。
- お祝い事の席に向いています。
カラフルな大根


- 赤も紫もたくさんの種類が。
- 甘酢につけると色が鮮やかに!
- ここでは、皮が白く中が赤い紅芯大根と、中はほんのり紫、皮は濃い紫の大根を使用。
- ラディッシュ(赤い部分も)+甘酢、ほかの色つき大根、梅酢を使っても◎
基本のすし飯:全量
@刻みたくあん:50g
@白ごま:小さじ2
大根(赤・紫など) :正味50gここでは赤を30g、紫を20g使用、なければ大根だけでも◎
大根:正味30g
甘酢
砂糖:大さじ1
米酢:大さじ1
塩:小さじ1/4
刺身用サーモン・まぐろ:各100gの柵
ⓑ薄口醤油:大さじ2
ⓑ水:大さじ1
ⓑ砂糖:小さじ1
いくら醤油漬け:50g
えんどう豆(鞘から出して塩ゆで):20~30g
米油
【厚焼き卵】
(つくりやすい分量/半量を使用)
卵:4個
砂糖:大さじ2
薄口醤油:小さじ1
① 基本のすし飯にたくあん(50g)、白ゴマ(小さじ2)を混ぜ、器に盛りつける。
② 甘酢の材料(砂糖:大さじ1、米酢:大さじ1、塩:小さじ1/4)を混ぜ合わせ、2つの容器に半量ずつ入れる。
③ 大根(赤・紫)の甘酢漬けをつくる
・ 大根(赤・紫)は5mm厚さの輪切り、花の抜き型で抜いて、別々に甘酢につけて1時間以上おく。
※ 別容器でそれぞれの赤みを出す。
・ 大根も5mm厚さの輪切りにして型で抜く。甘酢には漬けず、白さを生かす。
④ 厚焼き卵をつくる
・ ボウルに卵(4個)を割り入れて卵白を切るように混ぜ、砂糖(大さじ2)と薄口醤油(小さじ1)を加えて混ぜる。
・ 卵焼き器に米油(少々)を弱めの中火で熱し、卵液を少し落としてジュッと音がしたら1/4を流し入れる。ザッと混ぜ、卵が固まってきたら端から巻いていく。
・ 米油(少々)を足して残りの1/3を流し入れ、固まってきたら巻いた卵を芯にして巻く。これを繰り返す。
※ 巻いた卵の下まで卵液を行き渡らせる。
・ 取り出して冷まし、2cm角に切る。
※ 冷めないときれいに切れない。前日に焼いて冷蔵庫に入れておくのも◎
⑤ サーモンとマグロ(各100g)はそれぞれ2cm角に切り、混ぜ合わせたⓑ(薄口醤油:大さじ2、水:大さじ1、砂糖:小さじ1)に5分浸し、盛りつける直前に汁気を軽くきる(漬け)
※ 下味をつけたら、食べるときに醤油をかけなくて良い。生臭くもならない。
⑥ すし飯の上に、サーモンとマグロ、厚焼き卵、汁気をきった大根の甘酢漬けと大根、イクラとえんどう豆を彩りよくのせる。
※ 大根は赤の上に→ピンク→白と、グラデーションになるように乗せると「うまいこといく」
【1人分】500kcal 塩分3.8g
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大原千鶴さん情報
大原千鶴さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1965年12月7日
- 出身地: 京都府
- 職業: 料理研究家
- 家族: 夫と3人の子
- 経歴
- 京都の老舗料理旅館「美山荘」に生まれ育ち、幼少期から料理に親しむ
- 料理研究家として活動し、テレビや雑誌で活躍
- 料理スタイル: 京都の伝統を活かしながら、現代の家庭で作りやすいレシピを提供
- 特徴: 季節の食材を活かした簡単で美味しい料理、和のテイストを大切にする
- その他
- NHKの料理番組に多数出演し、親しみやすいキャラクターとわかりやすい解説で人気を博す
- 著書も多数出版し、家庭料理の第一人者として広く知られている
個人的見解→なかなかの酒豪とみた笑
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!