「サタデープラス」（通称「サタプラ」）は、毎日放送本社（大阪市北区茶屋町）内のスタジオから生放送されている全国ネットの情報番組です。
番組の進行は清水麻椰アナが担当し、さまざまなテーマに基づくランキングを紹介しています。この情報と結果は視聴者の日常生活に役立ち、企業からも注目を集めています。
「サタプラ」は実用的な生活情報だけでなく、健康、美容、料理、旅行など幅広いジャンルをカバーしている、土曜の朝に楽しめる番組であります。
冬は日照時間が短く、朝なかなか明るくならないので、体内時計のリズムが狂いがち。そのため睡眠の質が悪化…。
そこで、少しでも質の良い睡眠をとるためのワザを伝授！という企画であります。
柳沢教授について
柳沢正史（やなぎさわ まさし）教授
- 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長
- 睡眠研究の世界的権威
- ノーベル賞有力候補
- 睡眠をコントロールする脳内物質「オレキシン」を世界初発見！
冬の睡眠環境
風呂
- 熱めの風呂で温まってすぐ寝るのはNG
- 激しい運動をしたときのように体が興奮状態に
- 寝る1時間半前、40℃のお湯に10~15分じっくりつかる！
→ゆっくり体が温まり、スムーズな眠りに
- 熱い湯につかりたい場合は、就寝時刻の2~3時間前に
寝るときの靴下
- 寝るときは靴下を脱ぐ！
- 履いて寝ることは、睡眠学的には良くない
- 足の裏（手のひらも）は放熱器、寝ている間に温度調節をしている
寝るときの服装
- 室温とのバランスが大事
- 心地よいと感じるものが◎
- 厚めのパジャマ＋薄い布団でも◎
寝るときの暖房
- 暖房を切るのはNG
- 寝室と周辺の室温は温かく保つのが◎
- 18～22℃に保つのがオススメ
- 睡眠中の布団の中は30℃以上になることが多い
- 室温が10℃だとその差は20℃！
- ヒートショックの可能性も…
- 寝つきの良さと室温には密接な関係がある
- 乾燥が気になる場合は加湿器を使用
教授の睡眠環境
- 真冬でも22℃を保つ
- 掛け寝具は薄いものが好き、薄手を3枚使用
※ 自分に合った、寝心地の良い寝具を探すこと！
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この睡眠うっかり？
うっかり
- 睡眠の代わりに目を閉じて横になる
- 目を閉じて覚醒したままだと、睡眠としては全く効果がない
- 体は休まるが、脳は働き続けている
- ベッドの上で眠れない状態が続けば、不眠症の入り口になってしまう可能性も
- ベッドは眠れない場所だと体が覚えてしまう
うっかりじゃない
- 朝型と夜型は存在する
- 遺伝子レベルで決まっている「朝型」「中間型」「夜型」がある
- 同じ人の中でも年齢によって変化する
- 一般的に
幼少期：朝型
思春期：夜型
中年：夜型から朝型へ
高齢者：朝型（必要な睡眠時間も減っていく）
- 決まった時間に寝ることより、睡眠時間の長さを優先
- 決まった時刻に眠って決まった時刻に起きて、睡眠量も十分にとるのが理想だが…
- 先生曰く「睡眠の質で大事なのは量」
→睡眠時間の確保が快眠への第一歩
睡眠の疑問
Q：睡眠時間を削っての一夜漬けは？
A：睡眠学的には絶対NG！
- 貫徹状態の脳の働きは酔っぱらってる時と同じ、ろくに働いてない！
- 大事な日の前日こそ睡眠時間を確保
- 受験生こそ、脳のパフォーマンスを考えると7～8時間は確保したい
- 睡眠は記憶のために極めて重要
Q：睡眠不足は痩せる？
A：寝る子は育つ、寝ない大人は横に育つ
- 眠っている間に成長ホルモンが分泌
- 睡眠不足になると食欲抑制ホルモン↓、食欲増進ホルモン↑となり、脳が高カロリー食品や甘いものを欲してしまう
- 睡眠不足によって疲労感が高まり、運動量が低下
- 起きている時間が長いと食事や間食の回数が増加
Q：夫婦で寝るときは、Wベッドで一緒に？シングルベッドで別々に？
A：シングル2台！
- 寝返りなどで相手の睡眠を邪魔しない
- 掛け寝具の取り合いも避けられる
→Wベッドなら掛け寝具は別々に
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おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
