「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.7.30(水)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】トマトをたっぷり楽しむ
【料理人】井上勝人
【料理名】フレッシュトマトのソース
極力火を使わずに作れる涼やかな料理ということで、いつもと一味違うフレッシュなトマトソースが登場しました。
暑い夏を乗り切るテクを学びます。
この回紹介されたレシピ
「フレッシュトマトのソース」
「トマトの冷製パスタ」
「トマトとパンのサラダ」
「トマトの冷製スープ」
「フレッシュトマトのソース」
- トマトソースと言えばペースト状をイメージしがち。ここでは完熟トマトのフレッシュなおいしさをダイレクトに味わえる、ごろごろトマトのソースを披露
- この季節に恋しくなる甘酸っぱい味は、さまざまな料理と相性抜群
- 湯むきだけ頑張る!皮が硬くなければそのままでも
- 「濃いですね。(材料が)アレしか⁉」
- 「ソースと言うよりメインで食べてもいいくらい!」
完熟フルーツトマト(完熟トマトなら何でも構わない):5~6個(300g)
おろしにんにく:1/2片分
はちみつ:小さじ1
塩
トマトの湯むき
① フルーツトマト(300g)はヘタを除き、反対側に十文字の切り目を入れる。
② 熱湯に転がしながら10秒くぐらせる。
※ 一度に熱湯に入れると温度が下がるので、1~3個ずつ入れる。
③ 氷水にとり、めくれたところから皮をむく。
※ トマトに火が通ってしまわないよう、皮がめくれてきたらすぐに冷やす。なめらかな舌触りに。
④ 水けをきって6等分のくし形に切る。
仕上げ
⑤ ボウルにトマト、ニンニク(1/2片分)、塩(小さじ1/2)、ハチミツ(小さじ1)を入れてやさしく混ぜる。
※ ハチミツのコクと甘さでおいしさUP。
⑥ 清潔な保存容器に移し、冷蔵庫に半日(12時間)以上おく。
※ 3日間冷蔵保存◎
※ ハチミツを使用しているので、1歳未満の乳児には与えない!
【全量】80kcal 塩分3.0g
「トマトのソース」アレンジ
「フレッシュトマトのソース」の使いみち。
井上氏「気負わず、いつもの料理にかけてみてください」
- トーストしたパンにのせて
→カナッペ風 - モッツァレラチーズと合わせて
→カプレーゼ風 - 葉野菜とサッとあえて
→美味なるサラダ - バニラアイスと合わせても◎
- ズッキーニ、なす、 パプリカなどの野菜と豚肉を塩・コショウのみで焼いたシンプルなグリル料理に、たっぷりのフレッシュトマトのソースをかけて華やかに
- ポークソテー、とんかつ、魚のフライなど、いつものおかずにかけても◎
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井上勝人さん情報
井上勝人(いのうえ かつひと)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1979年
- 出身地:栃木県
- 職業:イタリア料理シェフ、ザ・リッツ・カールトン京都「Chef’s Table by Katsuhito Inoue」ヘッドシェフ
- 家族
- 経歴
- 高校卒業後、「リストランテ・ヒロ」(東京)で修行開始
- 2004年より渡欧し、スペイン・ムガリッツ☆☆、イタリア・ブラカリ☆☆など複数の名店で腕を磨く
- 帰国後「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」(東京)に入店、料理長としてミシュラン一つ星獲得・アジア50ベスト入りに貢献
- 2019年、ザ・リッツ・カールトン京都 イタリアンエグゼクティブシェフへ就任
- 2021年「Chef’s Table by Katsuhito Inoue」をオープン、2024年10月リニューアル
- 料理スタイル
- イタリアンをベースに、スペイン・日本料理の要素を融合させた“イノベーティブ・イタリアン”を展開
- 料理のテーマに「七十二候」や「始末の心」を取り入れ、季節感や食材の余すところなく使い切る哲学が特色
- 京都の米や水、地元素材へのこだわりが非常に強く、サステナブルで地域と連携した料理作りを重視
- その他
- 「Chef’s Table by Katsuhito Inoue」は完全予約制の8席(プライベートキッチン)スタイル。ゲストの目の前で一皿ずつ調理される体験型コースを提供
- 地元の生産者との協業、食材の端材活用などにより、ほぼフードロスゼロを実現
- プレスリリースには、「FOUR HANDS DINNER」(アラン・デュカスのシェフとのコラボ)が話題に
総評:井上勝人さんは、東京・欧州の名店で研鑽を積んだ実力派シェフ。現在は京都の地で、季節とサステナビリティを重視した体験型イノベーティブ・イタリアンを提供している。
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!