こちらは「日々の献立を複数提案し悩みを解消する」というコンセプトの料理番組です。
プロの料理人が考案した家庭料理が複数紹介されるので、献立に悩む視聴者の助けになっていますね。
また、「ひと手間でおいしくなる料理」とうたい、ちゃんと手間を大切にしているところにプロの矜持をみたりなんかして、好感が持てます。
知らないでいることと、知ってて端折ることってなんか違う気がするんですよね←言い訳だな(笑)
とにかく何かとクスりとさせられ、そちらに注意を奪われる番組なので、後からのレシピチェックは欠かせません(笑)
金曜日は、山本ゆりさんのカジュアルなレシピってところもメリハリがあって良きだな。
ゆりさんの本、うっかり図書館で読んでしまって、笑いをこらえるのがしんどかった記憶があるの。
【放送日】2025.2.12(水)
【放送局】テレビ朝日系
【放送時間】月~金 13:30-13:45
【番組名】DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~
【企画名】厚切り肉をやわらかく
【料理人】紫藤慧先生
【料理名】タンシチュー
「豚バラ肉の醤油煮込み」
2021年2月10日「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」
テーマ「厚切りの豚肉」で披露されたレシピです。
豚バラブロック:350g
里芋の水煮:200g
長ねぎ:1/3本
しょうが:30g
ほうれん草:100g
八角:1個
砂糖:大さじ2
【煮込み調味料】
中華スープ:1L
紹興酒:100mL
醤油:大さじ1.5
砂糖:大さじ:1+1/3
① 下ごしらえ
・ 豚バラ肉(350g)は4cm幅に切る。
・ 長ネギ(1/3本)は3cm長さ。
・ ショウガ(30g)は皮をむいて薄切り。
・ ホウレン草(100g)は5cm長さ。
② ホウレン草を熱湯でゆでて取り出し、同じ湯で豚バラ肉を下ゆで、表面が白くなったら取り出して水けをふき取る。
⑥ フライパンに砂糖(大さじ2)を入れて加熱。
※ 触らない!我慢!
⑦ 色づき始めたら火を弱め、フライパンを傾けながら色を均一にする。
⑧ カラメル状になったら豚肉を加え絡めるw
⑦ 煮込み調味料の材料を加え、長ネギ、ショウガ、里芋、八角(1個)を加えて煮立てる。
⑧ アクを除いて落とし蓋、中火で40~50分煮る。
⑨ トロミがついたら器に盛り、ホウレン草を添える。
【1人分】844kcal 塩分2.2g
「タンシチュー」
- 牛タンのやわらかさがちょうどいい!
- 肉を食べてるしっかり食感もありながら、ホロッとほどけて噛み切れる絶妙加減!
- コクあるソースも美味!
- 完成された「コンソメ」ではなくベースになる「ブイヨン」で。
牛タン厚切り:4枚(200g)
マッシュルーム:4個
玉ねぎ:50g
にんじん:60g
バージンオリーブ油:大さじ1
バター:10g
赤ワイン:100mL
デミグラスソース:200g
塩ゆでブロッコリー:適量
塩・こしょう:各適量
【ブイヨン】
熱湯:250mL
顆粒チキンブイヨン:2.5g
① 下ごしらえ
・ マッシュルーム(4個)は半分に切る。
・ 玉ねぎ(50g)は1cm幅のくし形。
・ ニンジン(60g)は1cm厚さの輪切り。
② 牛タン(200g)に1mm深さ格子状の切り込みを入れて塩・コショウ(各適量)、鍋にバージンオリーブ油(大さじ1)を熱し、強火で牛タンの両面に焼き色をつけて取り出す。
③ 同じ鍋にバター(10g)、①を入れて弱火、赤ワイン(100mL)を加えて2/3量になるまで中火で煮詰める。
④ ブイヨンを作る
・ 小鍋に熱湯(250mL)を入れ、チキンブイヨン(2.5g)を溶かす。
⑤ ③にデミグラスソース(200g)、ブイヨン、牛タンを加えて強火、煮立ったらアクを取り、落とし蓋をして弱火で30~40分煮込む。
⑥ 塩・コショウで味を調えて器に盛り、塩ゆでブロッコリーを添える。
【1人分】562kcal 塩分3.5g
合わせる一品「スパゲッティのバター和え」
公式のおススメは「スパゲッティのバター和え」です。
牛タンのプチ情報
みんな大好き♪牛タンについて簡単にまとめました。
牛タン(ぎゅうタン)は、牛の舌の部位を指し、独特の食感とウマミが人気です。
- 弾力がありながらも柔らかく、噛むほどにウマミが広がる。
- 脂が少なく、適度なコクとジューシーさがある。
- タンパク質が豊富で、ビタミンB群や鉄分も含まれる。
産地と歴史
1. 世界の牛タン
- 牛の舌は、世界各地で古くから食べられていた。
- ヨーロッパでは中世の貴族や王族の料理として提供されることもあった。
- フランスでは「Langue de bœuf(牛の舌)」として、赤ワイン煮込みなどの伝統料理に使用。
- アメリカでは「Beef Tongue」として、煮込みやスモーク料理に。
- メキシコでは「タコス・デ・レングア(牛タンのタコス)」として人気。
2. 日本の牛タン
- 戦後の仙台
- 現在、日本で広く知られている「牛タン焼き」は、仙台が発祥。
- 1948年(昭和23年)、仙台の飲食店「味太助」の創業者・佐野啓四郎氏が、牛タンを炭火焼きにして提供したのが始まり。
- 当時、牛タンは欧米向けの牛肉加工の副産物として余っており(!)それを活用したことがきっかけ。
- 全国へ
- 仙台の名物として徐々に知名度が上がり、観光客にも人気に。
- 1990年代には、全国チェーンの焼肉店などでも提供されるようになり、一般家庭にも広まった。
- 現在では、牛タン専門店も全国各地に展開されている。
栄養価と健康効果
- 牛タンは、タンパク質が豊富でありながら脂質も適度に含まれており、ビタミンやミネラルもバランスよく摂取できる部位。
- 特にビタミンB群や鉄分が多く含まれているため、エネルギー代謝や貧血予防に役立つ。
1. 高タンパク
- 牛タンは15g/100g前後のタンパク質を含む、筋肉の成長や修復に重要な栄養源。
- アスリートや筋トレ組にも適した食材。
2. 鉄分豊富
- 特にヘム鉄が多く含まれ、体に吸収されやすい。
- 鉄分不足による貧血や疲労感の改善に役立つ。
3. ビタミンB群
- ビタミンB1:糖質の代謝を助け、疲れにくい体づくりに役立つ。
- ビタミンB2:脂質の代謝をサポートし、美肌効果も期待できる。
- ビタミンB12:赤血球の生成を促し、貧血予防に貢献。
4. 亜鉛
- 亜鉛は免疫機能を向上させ、風邪予防にも効果的。
- 味覚を正常に保つ働きがあり、食生活の充実にもつながる。
牛タンの部位
- タン元(根本部分):最も脂がのっており、濃厚な味わい。
- タン中(中央部分):バランスが良く、焼肉に適している。
- タン先(先端部分):やや硬めで、煮込み料理に向いている。
主な調理法
1. 焼きタン
- 仙台名物として知られ、厚切りの牛タンを炭火で焼くのが特徴。
- 塩や味噌で下味をつけ、麦飯やテールスープと一緒に提供されることが多い。
2. タンシチュー
- デミグラスソースや赤ワインでじっくり煮込むことで、柔らかく仕上がる。
→フレンチや洋食レストランの定番。
3. 牛タンしゃぶしゃぶ
- 薄切りの牛タンをダシにさっとくぐらせ、ポン酢やゴマだれで味わう。
→さっぱりした口当たりのヘルシーな食べ方。
食べる際の注意点
- 脂質が多いため、食べ過ぎてカロリーオーバーになりがち(笑)適量(100~150g程度)を意識!
- 焼き牛タンは塩を多く使うため、高血圧の人は注意。
- 豚足や鶏皮と比べるとコラーゲン含有量は少ない。美肌目的なら他の食材と組み合わせるのが◎
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!